2023.05.01 その他

電気代公開


ブログを読んでくださりありがとうございます。
中垣工務店の中垣です。
「私のこと」をブログで数回お伝えさせていただいておりますが、今回は自邸の電気代を公開します。
最近、電気代の高騰がニュースをよく聞きますね。
4年前の2019年2月の電気代からになりますが、ありのままお伝えします。
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まずは、自邸の性能や仕様について
住人:大人2人 子供3人
建物の特徴:2階建て 35.5坪 5LDK LDK22.5畳 吹き抜け5畳(シーリングファンなし)
電力会社:中部電力 スーマートライフプラン
給湯設備:リンナイ エコワン プロパンガス
太陽光パネル:ジャパンソーラー6.6kw 屋根東向き0.5寸勾配
キッチン設備:IH 食洗器あり(1日1回or2回使用)
換気設備:第一種換気 マーベックス社 澄家 熱交換率90%
断熱性:UA値 0.53
気密性:C値 0.17
玄関ドア:スウェーデンドア
窓:YKKAP APW330(準防火地域のため一部防火窓)
エアコン:1階LDK・2階寝室 ダイキン リソラ 型番F25VTSXS-F(8畳用)



こちらを前提に、実際の電気代はこちら



基本的な冷暖房は、エアコンのみです。
実際どのように使っているのかをお伝えすると、
冬は、1階LDKのエアコンのみ稼働させています。
温度設定は19℃が多く、少し寒いなと感じたら21℃くらいに上げることがあります。
使用時間は、朝起きる30分前にタイマーを入れ、寝るときに切ることが多いです。
夏の設定温度は28℃が多いです。
住む前の想定では、夏は2階のエアコンをサーキュレーターで吹き抜けに向けて送り、日中も1階涼しくなると思っていたのですが、意外と冷気は動きにくいことがわかりました。
なので暑い日は、日中は家族が集まっている1階のエアコンをつけ、夕方ごろに寝室のある2階のエアコンに切り替えるようにしています。
夏は外気35℃を冷房で25℃にするのと、冬に外気5℃を暖房で25℃にするのは、
温度差が倍違うのでエネルギーも倍必要で、
電気代を見ていただいて分かるとおり冬より安く済んでいます。



電気代が上がった理由

上の表は、電気使用量をグラフにしたものですが、直近1年の方が使用量は減っているのに、電気代は上がっています。
理由は、燃料費調単価が変動したからです。
燃料費調整制度とは、火力発電に用いる燃料(原油・液化天然ガス・石炭)の価格変動を、毎月の電気料金に反映させる仕組みのことです。
この制度はほとんどの電力会社が導入しています。

ちなみに、燃料費調整単価がどう変化したかというと、

2022年7月ごろからどんどん高くなってきていますが、2023年2月から電気料金の高騰に係る激変緩和措置が適応され、
2023年2月から9月までが−7円/kWhと緩和されています。


これからどのように電気代が変化していくかはわかりませんが、
住宅そのものの性能を上げて電気代がかかりにくすることが大切です。
電気代が月に1万円のおうちで電気代が倍になれば2万円ですが、電気代が元々月に2万円のおうちだと倍になれば4万円と、その差は大きくなります。
住宅性能を後から上げるのは、よりコストがかかります。
初期値の性能UA値・C値は重要ですね。

標準仕様についてはこちら


中垣


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