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NaF sun interview 005

自分たちの暮らしを
どれだけ豊かにできるかっていう
自由度の上限が圧倒的に違う

お引渡しから1年3ヶ月経過のT様邸。土地探しからお手伝いさせていただき、こだわりの住まいの建築に至るまで、そして現在の暮らしについてのお話を聞かせていただきました。

interviewer
シニアディレクター 渡邊 豊


T様とは土地探しからお手伝いさせていただと聞いておりますが、その時のエピソードなど覚えていらっしゃいますか。

奥様

土地探しに一番時間がかかった気がします。

ご主人様

3ヶ月ぐらいかかって、なかなか決まらなくて、あの時が本当に一番辛かったです。自分たちでも不動産屋さんへ行っていろいろ情報をもらって。ここの土地も歩いて見に来たりしてたんですけど、最初は旗竿地で土地の形が…と気にしていました。

奥様

え~バックで駐車するの?私は毎日の事なので嫌だな~って言っていた覚えがあります。

ご主人様

僕的に日射が良い事は全然考えてなかったし、アプローチが長くてちょっと進んだ先に家があるのはまぁ良いのかな~って思っていて。そこで妻とは若干の温度差はあったんですが、どこかしら妥協はしなきゃいけないだろうし。ネガティブな所を考慮しても安いしここにするか~と。

奥様

お客さんの駐車場を考えなくても良いってところは、大きいなぁと感じましたね。


建築家からお家のテーマ「紫のブリーズ・ソレイユのある家」(フランス語で「太陽を砕く」建築的には「建築化された日除け」)のプレゼンを受けた時、どんな印象を持たれましたか。

奥様

すご~い!ってなりましたね。カタカナが並びすぎていて…やばかったよね。

ご主人様

一瞬、何それってなったよね。僕らの「紫色」っていう無理難題に近い要望をどんなふうに実現してくれるんだろうって。そこかがまず信頼できるかどうかって思っていました。先生ってすごいな~って思いましたね。


お家を建てようと思ったきっかけは何でしたか。

奥様

私が元から一軒家が欲しいって言っていて、主人はそこは理解してくれてたので、いつ頃説明会に行こうかと話していた時に、ちょうど中垣工務店のチラシがポストに入っていたんです!

ご主人様

まず、とりあえず手始めに、これ行ってみようかと、最初はそんな感じでした。

奥様

ハウスメーカーのモデルハウスも見に行こうと思っていたので、色々と行って話を聞いてみて、やっぱり中垣さんにしようって、二人で決めました。

ご主人様

結構、勉強会の途中くらいから、二人とも中垣さんにお願いして良いんじゃない?って、なっていたんですが、職業柄、他も見てからでないと決めれなかったので。他も見てきて、確信に変わりました。


お引き渡しから1年以上が経過しましたが、実際に暮らし始めて新居の住み心地はいかがでしょうか。

ご主人様

一年住んで感じたのが、日の入り方がすごいんですよね!ちゃんと計算されつくしていて。

奥様

洗濯動線を2階にして本当に良かったと思います。

ご主人様

洗濯とても良いですよ。楽しくない家事でしたから、ありがたいです。

中垣社長

洗濯が一番苦手だって、おっしゃっていましたもんね。

ご主人様

何が良いって、まず2階にあるので急な来客があっても困らないですし、室内干しだから天気を気にしなくても良いです。ハンガーをたくさん買って、肌着も畳まずにハンガーに掛けてファミリークローゼットにハンギングするようにしています。畳まなくていいので時間も以前と比べると随分と短くなったと思いますし、ベランダに出さなくていいので洗濯動線は気に入ってますね。


とても綺麗に使ってくださっていますよね。小さいお子様もいるのに生活感があまりでていなくて、すごくすっきり整理整頓されていますね。

ご主人様

まず、それだけ要望を言ったかなぁ~と思います。ふたりの要望が全部盛り込まれていて、先生って改めてすごいなぁって思いました。実際に住んでみて、子どもが生まれるまでは予想外に感じることはなかったんですが、ネガティブではないんですけれども、多少ギャップに感じる箇所があって、悩んでいるところがあったります。でも、それも今だけの事なので別に後悔してるわけではありません。


我が家のお気に入りポイント、自慢したいところを語ってください。

ご主人様

まずこの紫色!良いよね、この紫って!最初の方向性として紺色系を全体にイメージしていたんですけれど…。

奥様

良い感じの色で、奇抜でもなく。紺色はよくあるよね、よくある家はちょっと嫌だから、紫っぽい方が見た事ないから良いよね!っていうことになって。

ご主人様

息子の誕生日に遠方から親戚が来て、大人8人と子供1人がダイニングテーブルを囲んで。案外ちゃんと座れて。照明も含めてダイニングは奮発しただけあって、めちゃくちゃ気に入ってます。

奥様

大勢だから座れないかなと思ったら全然座れちゃって!本当にこれにして良かったよね。お正月とかも泊まるのは実家になるんですけど、会うのは全部ここで。快適なんでみんな自由にゴロゴロするんですよ!

ご主人様

もう慣れちゃいましたけどね。


自身の理想とするイメージを明確にお持ちだったご夫妻のようでしたが、中垣工務店でお家を建てようと思った決め手はどんなところにあったのでしょうか。

ご主人様

まず性能と技術と設計力というところはあるのと、会社と人の雰囲気が大きいですね。

奥様

ハウスメーカーと比較してみて、工務店にするなら、中垣さんとこがいいじゃんっていうことになりました。勉強会で聞いたことが一番強いなぁって思います。最初は騙されたらいかんよねって私の中では思ってて、中垣さんすごいニコニコしていて、こんなにやさしい顔で騙したりするのかなぁなんて思った覚えがあります(笑)

ご主人様

勉強会は第三者の方が講師で、中立的な立場だから、情報としての信憑性が高くて、余計に信用しやすかったですね。


打ち合わせや建築中のエピソードなど思い出に残っている事があれば教えて下さい。また、建築家の先生とは3回という限られた打ち合わせでしたがいかがでしたか。

ご主人様

打ち合わせの回数が少ない事に対するメリットも、しっかり理解されてれば全然大丈夫ですね。

奥様

ダラダラするよりかは、一回で全部要望言って、次に模型を出してくれるじゃないですか。それがやっぱり良いというか。

ご主人様

そう、打ち合わせのテンポも悪くないですしね。

奥様

最初は3回で大丈夫?って思って挑んで、でも全然3回で十分話し切ったって感じかなぁ。

ご主人様

打ち合わせとしては3回でいいんですけど、わりとそれなりに親しくなった分、寂しさのほうがありましたし、むしろそっちの方が大きかったかなぁ。模型の中の人形や車も細かくて、色もわざわざ紫色をつけてくれててイメージしやすかったですね。実際に先生とお会いしてみたら、可愛らしい方で打ち合わせの雰囲気もすごく良かったです。

渡邊:私もそうだったんですが、建築家の先生ってマッチングしてもらうわけじゃないですか、本当に自分たちにとってピッタリの先生だったって後から分かるんですよね。

奥様

どういう風に決めてるんですか?って思うくらいぴったりマッチングしてるよね!

ご主人様

それは企業秘密でしょ(笑)

中垣社長

個性的な先生方が100人ぐらいいますからね!


こだわりの詰まったお家づくりのお話をたくさん聞かせて頂きありがとうございました。T様にとって理想のお家をつくるのに大切だと思うことを教えていただけますか。

ご主人様

要望を洗い出すこと、自己分析は必須だと思うのと、家づくりの勉強は個人でもされた方が絶対良いのかなぁ。理想の家をつくるには3回建てると言われますが、高い買い物なので、そのためには自分の武器を作る必要があるかなと思います。勉強すればするほど、自分が知識を持たないといけないことを実感するんじゃないかなぁ。日本の法律の甘さとか、家づくりを通して感じたことでもあるので…。

奥様

あの時、まだ子どもがいなくて良かったなって思いますね。本当に良いタイミングで家づくりが出来たので!

ご主人様

子どもと一緒に過ごすのって長くて十数年じゃないですか。ましてや、小さい時なんて数年じゃないですか?それを基準に家を建てるってもったいないなぁと。一応、死ぬまでこの家に住むつもりでいるので…。


最後に、T様にとって注文住宅を建てる醍醐味とはなんだと思いますか。また、これからお家づくりをする人にアドバイスをいただけますか。

ご主人様

醍醐味ですか?もう限りなく理想を入れられることですよね。自分の暮らしをどれだけ豊かにできるかっていう自由度の上限が圧倒的に違う。そこに対して予算をどうやって結びつけるかだと思います。

奥様

夢のマイホームっていうのは「マイホーム」はマイホームだけれど、自分の夢がちゃんと入っとるのが注文住宅かなって私は思っています。やっぱり出来上がったものを買うのは夢じゃないですよね。

ご主人様

住んでからの充実感は天と地の差があると思いますね。

中垣社長

どういう時に豊かさを感じますか。

奥様

私はリビングで寝転がってるとき、開放的になれて一番いいです。ああ~よかったなぁ~って。

ご主人様

この吹き抜けのロールスクリーンがかえって、照明がないのに明るいってすごい贅沢な事してるなぁ~って。

中垣社長

それってすごい事ですよね、目の前に4階建てのアパートがあるんですよ。そして車が見えて…。

奥様

そうなんです、朝は主人が出勤する時に、子どもが「バイバイ」ができて。

ご主人様

そこ、結構大きいですね。この間取りがゆえに、僕が車でバックして帰ってくると、子どもがリビングの窓越しに立って迎えてくれるんで、それがあるから帰って来たくなる!みたいなところがありますね。

中垣社長


たくさんのお客様とお家づくりをさせて頂き、私も少しずつバージョンアップしていると思うのですが、T様とのお家づくりを通して、「色々なことを知り、ルーツを深掘ることで、やっと生み出されるデザインがある」ということを、改めて痛感したんですよね。だから一つひとつに意味があり、それをカタチにすることで、喜んでいただけているというお話が聞けて、大変うれしいです。
お客様が後悔しない住まいをバランスよくコストを抑えながらつくることができる「R+house」は、今私たちがやりたい事で、弊社の商品としてR+houseがあるという位置づけなんですね。T様にはたくさんの気づきをいただき、本当に感謝しております。今後とも応援どうぞよろしくお願いいたします。この度は素敵なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。

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