works

R+house

ガレージハウス×コートハウス

ゆくゆく迎えるセカンドライフ…
ご夫婦一緒にも、それぞれでも心置きなく、
自由に楽しめるような間取り。
インナーガレージとテラスも自慢です

大好きな音楽を楽しみたい

もともとマンションにお住まいだったW様ご夫婦。駅近くで便利な場所ではありましたが、ご主人には大好きな楽器を家で演奏して、音楽を思う存分楽しみたいという熱い思いがありました。その熱意が形となり、奥様を説得して、いよいよ建築がはじまりました。敷地は新しく分譲された住宅街の一角。将来的に周囲に住宅が建つ可能性が高いため、屋内空間を屋外に開放しつつも、プライバシーを守ることにも重点を置きながら計画していきました。

天井から降り注ぐやわらかな光

エントランスから真っ直ぐ延びる廊下は高天井としており、その上部南側の窓から光を取り入れることで、どの部屋にも十分な明るさが保てるよう工夫しました。シューズクローゼットやアウター収納は壁面収納として、壁の一部のように見せています。

LDKは一部が勾配天井で、高さの違いで空間の区切りを作りました。ご夫婦で料理をするため、キッチンは二人で立っても余裕のある広さに。横にはご夫婦の大好きなデンマーク製のダイニングテーブルを配置する計画です。綺麗好きな奥様がお手入れを考え、採用したのはタカラのホーロー製キッチン。キッチンの反対側、そして背面収納には同じ面材で造作収納を作り、一体感を持たせました。

また、凹凸感を持たせた飾り棚つきのテレビボード、リビングや廊下の梁に計画的に仕込んだ間接照明やスポットライト、天井のカーテンボックスへ収納可能なバーチカルブラインド等、細部への美しさも同時に追求しています。

リビング奥の主寝室は、ガレージとテラスに面しており、将来的に直接ガレージへ行き来できるように、また布団やシーツ等をテラスで干すことができるようにと、大きな掃き出し窓を設置しました。外からの視線がカットされたこのプライベートテラスでは、ご夫婦の時間をゆったりと過ごしたり、ハーブやオリーブを育てたりと、休日の楽しみが詰まっています。

心置きなく趣味を楽しむ

マンションから注文住宅への決め手ともなった、ご主人の趣味である「音楽」。家の中でギターやサックスを思いのまま演奏したい、その夢を叶えるために、この趣味室が誕生しました。周囲への音漏れを配慮し、住宅のちょうど真ん中に位置するように設計。また、音楽だけでなく、ここに自転車等を置いた場合にも、掃き出し窓からすぐに外へ出やすいようにと考えてあります。
奥様は「ここでストレッチするのもいいなぁ…」と、暮らしていきながら、新たな楽しみが広がっていく場所になりそうです。

シンプルで大人な外観デザイン

フラットなホワイトガルバリウムとシルバーを掛け合わせた外観は、屋根のかけ方を工夫しスッキリとした印象に仕上げました。外からは一見、中庭が存在するとは感じさせないプライベートな作りとなっているところがポイント。玄関の正面には視線を遮るための壁を設け、デザイン性を重視して樋を2本落としているところもこだわりました。ご主人がセレクトしたブルーの玄関タイルもアクセントになっています。

北欧インテリアがお好きなご夫婦。メインカラーは白、淡いグレーやベージュを合わせ、持ち前のセンスが存分に生かされた、全体的に大人で上品な仕上がりとなっています。
お引き渡し後にお伺いしたお話では、「家でゆったりと過ごすことがどんどん好きになっています」とW様。お気に入りの洗練された空間で、新しい暮らし方を発見されている様子で、これからまたどんなワクワクが訪れるのか、私たちも興味深いです。またぜひお話をお聞かせください。

DETAIL

所在 一宮市
住居構成 夫婦
建物規模 地上1階建て
面積 34.5坪(114.04㎡)
外皮平均熱貫流率 UA値:0.4
相当隙間面積 C値:0.20
耐震等級 等級3