works

R+house

和洋折衷の家

和の趣きと洋テイストの融合
調和の取れたモダンな住まいです

暮らしやすく合理的な
コンパクトな設計術

土地の向き、屋根の勾配、庇の傾き、すべてのバランスが整い、美しくまとまった外観。近隣の住まいとの距離が近いため、外からの目線により窮屈さを感じることがないよう、暮らしやすさと居心地を重視した設計を心掛けました。

和のあたたかみで
お出迎え

G様ご夫婦が理想とするのは、「和と洋のバランスが丁度良い雰囲気の家」。家の顔とも言われる玄関は和風のイメージでとのことでしたので、家に帰ってきた時に、ほっと気持ちが和み、心安らぐような趣のある風合いに。日中はもちろん、夜はやわらかな間接照明の光や格子が、より一層良い雰囲気を演出してくれます。

そして、その先に広がる美しく明るいリビングダイニングは、LDKが14帖に畳スペースが4畳半というコンパクトながらも無駄なスペースをとことん省いた設計。体感では面積以上の広がりを感じ、空間の余裕さを味わうことができます。

シックな色味の
小上がり畳スペース

リビングから繋がる小上がりの畳スペースには、壁の一面にPCカウンターと飾り棚を造作。カウンターの下は掘りごたつのように足を下ろすことができるので、くつろぎながら本を読んだり、書き物をしたり、趣味を楽しんだりと、様々な用途で使うことが出来そうです。お子さまが大きくなったら、ここで勉強するのも良いですね。

納戸には、日用品や消耗品の細々した物を壁付けの可動棚に収納予定。一目で見て分かるので、在庫がなくなった時にはすぐに買い足すことができる賢い収納術。リビングの奥にあるので、使いやすさも抜群です。

洗面脱衣所の隣に設けた広々としたランドリースペースでは、洗濯機を回してから干すまでの工程が、この場所ですべて完了できるように計画。晴れた日には最短距離で外へ出すことを考え、ドアも備え付けました。移動する手間や時間がなくなることで、スムーズに家事が進みます。毎日のことだからこそ、生活スタイルに合わせてしっかり考え、こだわること。日々を想像しながら工夫を凝らすことで、暮らしの質がまたひとつここで上がります。

間接的な光を
多方面から取り込む

階段上部と2階の居室は高窓(ハイサイドライト)にすることで、隣からの目線を気にせずに過ごすことができるように配慮しました。上部からの光をたっぷりと取り込むこと、様々な角度から明るさを確保することにより、どこにいてもやわらかで優しい雰囲気を感じ取ることができます。

スタッコフレックスのコテ仕上げの外壁には、木のラインをプラスすることで、より個性的な外観に。ガラスコーティングが施されているこの木材は撥水効果があり、メンテナンスはほとんど不要。デザイン性と機能性のどちらも兼ね備えています。

G様の家づくりは、弊社の家展に参加されたことからはじまり、その後、「かしこい家づくり勉強会」でも大変熱心に学ばれました。初めての経験だからこそ、何もかもが新鮮で、時に迷うことさえも楽しい。何度も打合せを重ねる中で、ご夫婦のイメージが明確に描かれていきました。そして、建築家のエッセンスが隅々まで行き届くことで、和洋建築の良さを惜しみなく表現した端正さを感じさせる住まいとなりました。

DETAIL

所在 羽島郡
住居構成 夫婦+子ども2人
建物規模 地上2階建て
面積 33.06坪(109.30㎡)
外皮平均熱貫流率 UA値:0.52
相当隙間面積 C値:0.2
耐震等級 等級3