WORKS_11

「和モダン×和み」

シンプルな中にも和のあたたかみを
自然体で暮らす和みの家

岐阜県岐阜市 I様邸

CONCEPT

憧れの平屋暮らしは
心にも体にも優しい和む家

土地探しの段階から「平屋暮らし」を理想とされていたI様。全体をシンプルにまとめながらも、和の素材を使ってあたたかみを表現したいと、和モダンテイストでまとめていきました。忙しい日々の中でも、心穏やかに和やかに過ごせますように。

 

やわらかな光が
余裕さを演出

「和モダンの雰囲気が好きなんです」と話すのは、優しくて朗らかな人柄のI様ご夫婦。お二人の好みに合わせ、和の良さを取り入れながら、落ち着いたリビングダイニングを目指しました。
見どころはなんと言っても美しさ際立つ障子。建築家の吉村順三氏が考案した、全ての枠の寸法が同じ「吉村障子」を採用しました。通常の障子は、強度や作業性を考え、外枠が太くなりますが、すっきりとしたシルエットを追求したこの吉村障子は、閉めたときにまるで1枚の障子に見えるかのような上品なデザインが特徴的。存在感を放ちつつも、やわらかな光を通す美しい建具です。
細部の見え方にもこだわりぬいたのは、照明の位置。壁付け照明や間接照明を活かすことで、天井につけるライトの数を減らし、空間をよりきれいに見せています。「丁寧につくること、美しく見せること、安らぎを感じること」。作り手として、妥協することなくどこまでも追い求めていきました。

用途に合わせて
変化する和室

LDKと隣り合う和室は、普段は開け放してリビングとひと続きに。ご両親やご友人を招いた際には客間として。障子を閉めて個室にすることで、しっとりとした落ち着いた空間に変わります。
敢えて直接的な光を浴びるのではなく、西側からの光をうまく取り込み、心地よさを引き出す工夫がなされています。

共働きのI様ご夫婦。仕事に家事に育児に、時間をコントロールしながら、スムーズに家事を進めるためのひとつのアイテムとして、洗面所に造作のアイロン台を設けました。面倒なアイロンがけも立ちながらサッと作業することができて快適。終わった後は、コンパクトに折りたためるため、スペースも取りません。

バスタオルやフェイスタオルは、使う場所からすぐ手の届く造作棚にきちんと収納できるように。設計の時点でゆとりある収納計画を立てることで、住み始めてからも散らかる事がありません。

目を引くグレーの外観に
木目と緑のコントラスト

 

外観にも和テイストを含ませて全体のバランスを整えました。「汚れの目立ちにくい色が良いね」と、選ばれたのは、品のあるグレーの外壁。長く伸びる縁側に腰を下ろせば、鮮やかな緑を眺めることができ、心安らぐ時を過ごせます。

「いつも家族が和み、ほどよいあたたかみのある家」を理想としていたI様。気づけば、どこにいてもほっと気持ちが緩み、ご家族それぞれが毎日を自然体で過ごすことができる、I様の人柄があふれたお家となりました。