2022.12.02 R+house

建築家とつくる


注文住宅R+houseの設計を担う、建築家にフォーカスして書こうと思います。

「建築家とは」
建築設計の専門家で、デザイン性や作家性の高い建築を手掛ける設計士のことを言います。
R+houseの建築家は、日本全国に100名以上の建築家が所属し、各地で一級建築士として活躍する方たちです。

「建築家の設計力で叶えられること」
・土地を読み解き、個性を活かし、その土地だからこその最適なプランニング。
・お客様の要望を叶え、ライフスタイルに合わせた生活動線や憧れ・理想をデザインする。
・温熱環境を活かしたパッシブデザイン。パッシブデザインについてはこちら
・性能や構造も考慮し、空間やディティールにもこだわったデザインが可能になります。
お客様に合った間取りのプランニングで、豊かな暮らしを実現します。


建築家との家づくりは、とことんこだわった家づくりが可能ですが、一般的な設計事務所では設計料として建築費用の10%くらいかかり、こだわった分高額になってきます。
R+houseでは、建築家が間取りのプランニングだけに特化し、その他は工務店が担います。
高気密高断熱やアフターフォローやコストダウンなどは工務店の方が得意としているからです。
お客様と建築家と工務店の3者が同じベクトルを向くことで、より良い住宅を手に入れることができます。

「建築家とのお打ち合わせは3回」
3回と聞くと、3回で決まるのかと不安に思われることもあります。
ですが、設計力があるからこそ可能で、むしろちょうどいい。
回数を決め、そこに集中し、3者で濃い時間を過ごすことで、可能になります。
建築家とのお打合せでは、間取りのプランニングに特化することで、一般的な設計料の三分の一程度と抑えることができ、建築家の設計力でご要望を叶えた間取りで満足頂いただいて進めていきます。



「建築家との打ち合わせの流れ」

事前ヒアリング
まずは家族を知ることから始めます。
名前 年齢 血液型 身長 ご実家 兄弟 お仕事 好きな物 好きな色 性格 お子様について 車・自転車について ペットについて 馴れ初め、ご結婚 休みの日にすること 家事の分担
土地について 家について イメージ写真の共有などなどをお聞きしていきます。
設計やデザインをしていく中で、大事にしていることは、その家族らしさを表現したいということ。
知ることで、ルーツになっていたり、結びついていたり、らしさのヒントを深ぼっていきます。
ご要望だけでなく、予算内におさめることも大事です。
資金計画を整理し、総額から逆算することで建てられる建物の金額=坪数を出し、建築家にはその大きさで設計をしてもらいます。これにより予算オーバーになりにくくなります。
ご要望の整理をして、建築家とのお打合せに向けて準備をしていきます。



建築家選定
事前ヒアリングでまとめたご要望の資料や、敷地の図面や調査書や、資金計画書や、持っていく家具のリストや、どんな家族かを知っていただくための家族写真など、R+houseの本部に送ります。
その資料をもとに、どんな建築家が合うのか、選定されます。
例えば、
・共通の趣味がある、好きなデザインを得意としている、などお客様に合った建築家が選ばれる。
・狭い土地では、東京の建築家など狭小地での設計力が高い建築家が選ばれる。
・2世帯住宅では、両世帯の要望をまとめるのに経験豊富なベテランの建築家が選ばれる。
など選定理由は様々です。



建築家ヒアリング
建築家ヒアリング当日には、中垣工務店と建築家とで敷地を見に行きます。そこでは、資料だけではわからない隣地との関係性やプライバシー性、開放感や視線の抜けなど、その敷地のもつポテンシャルを肌で感じます。


敷地を見た後は、中垣工務店社屋にてヒアリングを行います。
建築家によりヒアリングの仕方は様々ですが、敷地の使い方や、事前の資料を深ぼったり、現在の生活の流れや、夢や憧れ、叶えたいことの優先順位などを確認していきます。
直接お話しすることで、意味や優先度を共有することができます。
例えば、事前に「パントリーが欲しい」とお聞きしていたとします。
それが、ご主人が言っていたのか奥様のご要望なのか、どれくらいの量が必要そうか、他の場所との関連性や動線の工夫が必要か、隠したいのか使い勝手がいいようにオープンにしたいのかなど、プランニングを考えるにあたりたくさんの情報を整理することで、すべてに理由がある間取りになっていきます。





建築家プラン提示
いよいよご要望がカタチになる間取りのプレゼンテーションです。
大事になっているのがコンセプトです。なぜこうなったのかという方向性を指し示すものであり、この土地・この家族だから生まれる家の骨格になる考え方です。中には、抽象的なコンセプトをロゴで表現した建築家もいました。
コンセプトや、間取りや、窓の位置、それぞれの意味などを、図面や3Dパースや模型を使い丁寧にご説明させていただきます。
模型があることで、空間的のイメージや距離感、見え方やつながりなども理解しやすくなります。
お客様には、そこで感じたことをフィードバックいただき、修正内容などがあればお聞きしています。ただすぐには、ご要望通り間取りができているかや、将来まで想像することも難しいので、模型など持ち帰っていただき、ゆっくり考えていただきます。
最後に、資金計画通り納まっているか、予算内であることをご説明します。





修正内容確認
想いがカタチになり、大変喜んでいただけるプラン提示にはなりますが、3回目のお打合せのプラン確定に向けて、修正内容を確認します。
修正内容確認は、お客様と中垣工務店とで行います。
修正がほとんどない方もいらっしゃいますが、間取りを見て改めてご要望から変化があったり、気になる点が出てくることもあります。
それらをしっかり整理し、妥協をせず、理想の間取りになるよう、建築家にフィードバックします。
また、お見積り内容の詳細もご説明いたします。



建築家修正プラン確認・プラン確定
建築家との3回目のお打合せは、まず修正内容を反映させた間取りをご確認いただきます。
他に修正内容がないことをご確認いただき、プラン確定となります。
修正内容も少なく、プラン確定も早く終えた方は、建築家と仕様について検討していきます。
そこでは主に外観に関する仕様の方向性を決めていきます。外壁材の貼り分けや、素材の選定、など理想のおうちになるようにイメージを膨らまします。



以上が、建築家とのプラン確定までの流れになります。

私たちは、性能や構造など後から変えられないところにしっかりコストをかけ妥協のないおうちずくりができますが、間取りもなかなか後から変えずらい物です。
そこを建築家とつくることで、コストを抑えながらも妥協のない、それぞれのライフスタイルに合った間取りを手に入れることができます。

建築家について、まだまだ説明したいことがたくさんありますし、実際のおうちがどのようにできていったのか、お伝えしたいことがたくさんですが、モデルハウス見学や家展や個別相談などでご家族それぞれに合った施工事例などお伝えできればうれしいです。

個別相談についてはこちら

中垣


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